カテゴリーアーカイブ: 音楽
[NY音楽]矢野顕子さんインタビュー for BLUE NOTE TOKYO
矢野顕子トリオのBLUE NOTE TOKYO公演今日8/16-20までお見逃しなく!
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/akiko-yano/?_ga=1.264409290.453789187.1462887029
このラブリーな写真はMichika Mochizuki さんです! 矢野さんトリオはウィル・リー(デビッド・サンボーン、スティーリー・ダン)クリス・パーカー(元スタッフ、アレサ・フランクリン、ボブ・ディラン)という音楽ファンならヨダレモノのメンバーで、ポップとかジャズとかのジャンルを超えたホント世界の美味しいものを集めたスパイシーな中華料理みたいな音楽です。必聴。しかもゴハンは矢野さんリクエストでソフトシェルクラブらしい。
フェースブックではシェアしたのですがブログに入れていなかったのでこの機会に改めて。
[Radio] ロックTシャツ・ブームは本当だった!ジャスティン・ビーバーのコンサートで検証! JFN-Day By Dy 8/4/16
日本もアメリカも夏のイベントシーズン全開、音楽イベントに来ていきたいのは、やはり好きなバンドのTシャツでは?
ロックフェスやライブで着るのは当たり前ですが、アメリカでは去年あたりから、街でロックTシャツを着るのが流行り始めているんです。
ビートルズ、ストーンズ、AC/DC、レッド・ツェッペリン、メタリカなど、音楽ファンにとってロックTシャツはこれまでも定番でしたが、今やハリウッドセレブも着るようになっています。

雑誌「グラマー」でロックTシャツを着こなす21人のセレブを紹介 カニエ・ウェスト

ケンドール・ジェナー

ジェシカ・アルバ
この流れに乗ってさらにトレンドを盛り上げているのが、カニエ・ウェスト、リアーナ、ジャスティン・ビーバーなどのスーパースターたち。
[Radio]サイレントディスコ@メトロポリタン美術館: JFN Day By Day

メトロポリタン美術館のエジプト神殿の前でヘッドフォンをした人たちが・・・
ニューヨークはカラカラ天気が続いています、そんな中
今度の月曜日が独立記念日、金曜日から4連休の人もいて、職場はちょっと浮き足立っている雰囲気です。
さて、先週はプライドウィークのお話をしましたね、
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイ、トランスジェンダー)の人権を守り、
ストレートの人も一緒に生きる喜びを分かち合う1週間
そのハイライトが日曜日のプライドマーチでした。
今年はフロリダの事件の犠牲者を追悼するパレードでもあり、
なんと160万人が集まったんです。
それ以外にもプライドウィークのイベントが盛りだくさん、
私が参加して面白かったのが、金曜日の夜のパーティです。

まるでお城のように広大なメトロポリタン美術館
場所はあのメトロポリタン美術館。
パリのルーブル美術館のような存在で、ザ・メットの愛称で親しまれています。
特に古代エジプトの展示が有名で、
その中心の「デンドゥール神殿」は巨大なガラス張りの空間に、
実際にエジプトから運んできた神殿の遺跡が立っているというすごいスケール。
その前にはナイル川をイメージした水と、パピルスも。
こんなすごい場所がクラブに変身!
でもミュージアムなので、ダンスミュージックをガンガン流せないので、
「サイレント・ディスコ」でした。

みんな写真(特にセルフィー)とりまくってる!
聞いたことはあるでしょう?
ヘッドフォンをして楽しむディスコパーティ。
ここ数年、少しずつ人気が出てきているもののまだまだ珍しい、私も初体験。
メットでも初めての試みだったそう。
サイレント・ディスコ、どういう仕組みかというと・・・
まず入り口でヘッドフォンを貸りる。
そのヘッドフォンをつけた瞬間、ガーンと音がきて、
そこはもうパーティ会場!
遺跡の周りにDJブースが3つあって、
3人のDJが、ポップ系、ハウス、テクノと、それぞれ別の音楽をかけている。
ヘッドフォンにチャンネルが付いていて、自分の好きな音楽で踊れるんです。
チャンネルを変えると音楽だけでなく、ヘッドフォンの色も赤から青、そして緑に変わる。
私は、大好きなニューヨークのレジェンドDJ 、ダニー・クリビットのハウスが赤だったので、赤のチャンネル。
なのに、隣の青の人と結構リズムが合っちゃったりして。
もう普通にクラブで踊るのと同じノリで楽しめます。
ところが何かのはずみでヘッドフォンが外れた瞬間。
・・・シーン・・・
とした遺跡で、ヘッドフォンをつけた群衆がただクネクネしている、
かなりヘン。
すぐにヘッドフォンをつけ直し、再びダンスに没頭・・・
と、近くの青いヘッドフォンの人たちがいきなり盛り上がり始めたので、
再びヘッドフォンを取ると、
踊りながらみんなでプリンスの「I Would Die 4 U」を大合唱していた!
こうなると全然サイレントじゃないのですが、とにかく空間が巨大なので全く問題なし 。

ニューヨークのクラブシーンのレジェンド、DJダニー・クリビットのブース前で、ニューヨークのジャパニーズ・レディース集合!中央私の隣はダニーのワイフ、シンガーソングライターのAKさん
ニューヨークのエジプト遺跡で不思議なワクワク体験!だったんですが、
実はこのイベントには大切なメッセージがありました。
主催したのは、「Love Heals」という、若者に対するエイズ教育を推進する非営利団体。
エイズ教育の大切さをアピールし、
普段美術館に行かないような人もどんどん取り込んで
ここはあらゆる人に開かれた空間ですよ! というメッセージも発信している、
プライドウィークならではのいいイベントでした。
JFN Day By Day ネット20局のリストなどはJFNオフィシャルサイトから
http://www.jfn.jp/RadioShows/day
5月以降の情報は新JFNアプリJFN PARKからどうぞ!!
http://www.jfn.co.jp/park/
[Radio]ブラボー!宮嶋みぎわさん&New York Japanese Women Jazz Composers!!

(c)LANDTV
JFN DAY BY DAYの電話レポートの原稿です、聞けなかった方是非読んでみてください。今日のキーワードは「NYジャパニーズ・グローカル」
グラミー賞に2度ノミネートされた日本人女性がプロデュースするジャズイベント
ニューヨークではさぞや女性がパワフルなんだろうなーと想像されてます? まさにその通りなんですが・・・
ジャズの世界では? まだまだ男性が主導。
ところが先日行ったイベントは、
作曲家でビッグバンドリーダー4人が 登場。
そして、全員若い日本人女性!
しかもその全員が、ジャズのビッグバンド界では著名な賞をとったり、
ノミネートされている、これから期待の実力派ばかり!
中でも中心メンバーの宮嶋みぎわさん、
ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ(元サド・ジョーンズ=メル・ルイス・オーケストラ)という、アメリカでもトップのビッグバンドの、アルバムの副プロデューサーでもあります。
そしてヴァンガード・ジャズ・オーケストラと共に、
グラミー賞に2回もノミネートされているんです!
彼女たちのイベントのタイトルはそのものスバリ!
New York Japanese Women Jazz Composers!!
会場はブルックリンのライブハウス「Shapeshifter Lab」倉庫風のかっこいいスペース。
みぎわさんはじめ、4人が自分たちの曲を持ち回りで指揮するんですが、
ビッグバンドのメンバーがまたすごいです!
全員ニューヨークで大活躍している若手アメリカ人ミュージシャン。
(ヴァンガードオーケストラのメンバーも)そして全員男性。
これがですね、日本人の女性バンドリーダーが、アメリカ人の男たちを指揮している姿は
もうかっこいいの一言に尽きる!
その音楽がこれまた素晴らしい、
全員トッププレイヤーなので、かなり難しい譜面をほとんどリハなしでも、
楽しそうにバリバリ演奏!
その楽しさと緊張感が一緒に伝わってきて、音楽好きにはたまらない!
しかもこのイベント、ジャズにあまり馴染みがない人でも楽しめる仕掛けがされているんです。
まず、ビッグバンドの演奏にいきなりダンサーが登場!
かなり意外な展開だけど、これがエモーショナルな演奏にマッチして、かなり面白い。

(c)LANDTV
かと思うと、突然音楽と生花のコラボ。。
この池坊の師範は日本語が一言も話せないアジア系アメリカ人女性。
そして休憩時間には、酒マスターによる日本酒バーがオープン!
これは、必ずこうしたジャパンの要素を加えて、日米の交流に役立てようという
意図があるんですね。
会場の7割以上を占めたアメリカ人のお客さん、めちゃめちゃ楽しんでいました。
特に日本酒に長い列!
アメリカでは以前もお伝えした通り「Diversity(人種や性別などの多様性)」が
ますます注目されているので、彼らの活動これからが本当に楽しみですね!
ニューヨークで活躍する日本人女性ビッグバンドリーダーというと、秋吉敏子さんを連想しますが・・・そんなにたくさん若手の女性ビッグバンドリーダーがいるなんてびっくり!
実は彼ら全部で5人いて、ニューヨークで最も権威のあるビッグバンドのワークショップで、偶然出会ったのがきっかけで、一緒にやろう!ということになったそう。
・・・ なぜ女性ばかりが5人なのか、自分たちでも???とか。
一つ考えられるとしたら「ビッグバンドリーダーって大変。譜面書きからマネージメントまでかなり緻密な作業が要求される、女性はそういうのが得意なのかも?」ということでした!
この日のレポート終わりでプレイしたのは・・・
宮嶋みぎわさん作曲、指揮による「Drops into the sky」 」を
特別にこの日収録した音源をお借りして、ライブ感いっぱいでお届けしました!
NYJWJC:New York Japanese Women Jazz Composers
Founders
垣谷明日香(Kakitani Asuka, music director)、宮嶋みぎわ (producer)、大城奈緒美(Oshiro Naomi, director)
宮嶋みぎわさんのウェブサイト
http://www.miggymigiwa.net/