[Radio]PRIDE WEEK 2016 フロリダ銃撃からトランスジェンダーのトイレ問題〜LBGTをめぐるたった今:JFN Day By Day

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LGBT運動の発祥の地Stonewall Inn前、フロリダの犠牲者を追悼する花やキャンドル、そしてレインボーの旗が飾られています

ニューヨークに戻りました。

戻ってみると大きく報道されていたのは、先日フロリダで49人が射殺された事件です。
イスラム過激派に影響されたテロかそうでないのか? 未だにはっきりした答えが出ない、その理由は、犯行現場がゲイクラブだったから。
ゲイをターゲットにしたヘイトクライムではないか? あるいはその両方とも言われています。
ビレッジにあるバー「Stonewall Inn」(1969年に起こった警官隊との衝突事件がLGBT運動の発祥のきっかけとなった)の前には、犠牲になった人たちを追悼する早やキャンドルが置かれ、多くの人が足を止めていました。

そして事件から1週間たった今週のアメリカは「プライドウィーク」を迎えています。

「プライドウィーク」というのは今から46年前ニューヨークで始まったLGBTの社会運動です。
LGBTはレスビアン、ゲイ、バイ、トランスジェンダー、(現在アメリカの人口の4%がLGBTと言われています。)
1週間の間に政治的な集会から、最後の日曜日に行われるパレードやパーティまで、全米でたくさんのイベントが行われます。

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PRIDE MARCH 2011

特にニューヨークのパレードは、レインボーカラーの旗を持った何千人もの人たち、派手に着飾ったトランスベスタイトや、上半身裸のマッチョなお兄さんたちが踊りながらパレード。それを100万人以上の人が見に来て一緒に楽しむすごくハッピーなイベント。とにかく彼らの巻き込みパワーがすごい!

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PRIDE MARCH 2011 (パレードではなく”マーチ”なのは”デモ行進”みたいなニュアンスが含まれるから)

踊りながら、LGBTの人権だけでなく、性別とか肌の色を超えて、あらゆる人の権利と融和、さらには世界平和をアピールしている。
だからストレートの私でも、人と違ってもいい、 人と比べないで自分らしく生きればいいんだ、という勇気が湧いてくる・・・ニューヨークのLGBT運動の魅力はこういうところにあると思います。

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PRIDE MARCH 2011

実は・・・その LGBTをめぐるアメリカの環境がここ数年で激変しています。
まず最大の変化は去年、連邦裁判所が同性婚を認める判決を出したこと。
社会、文化的な変化がこれほどのスピードで進むのはアメリカの歴史始まって以来とも言われています。

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PRIDE MARCH 2011 この直前にニューヨーク州では同性婚が解禁に。「18年間婚約しててやっと結婚できる!」というプラカードを持ったカップル

ネット社会らしいスピードとも言えますが、LGBTの経済力、政治力が高まっているのも大きな理由です。

さらに今年はトランスジェンダーをめぐる動きが活発になっています。
トランスジェンダーというのは、生まれた性別と自分は違うと自覚している人たち。

実は去年、ブルース・ジェナーという元オリンピック選手のセレブが、ケイトリン・ジェナーに(つまり男性から女性に)なリました。この模様はテレビのリアリティショーなどで大きく紹介され、トランスジェンダーに突然スポットが当たりました。

そして最近のトイレ問題・・・ トランスジェンダー特に高校生や大学生が男女どちらのトイレに入ればいいのか? という問題が 大論争に。
ノースカロライナ州では「もともとの性別のトイレに入るべき」という法律が可決、それに対してブルース・スプリングスティーンなどのアーティストがコンサートをボイコット。

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それに対しオバマ大統領は「自分が自覚する性別の方に入るべき」と声明を出して、またそれが大論争になり、LGBTの周囲は騒がしくなっています。

もちろん全ての人の人権は守られるべき、これがアメリカをアメリカたるものにしているのは間違いありません。
でも同性婚に反対する人は、減ってはいるもののまだアメリカ人の4割近く。

連邦政府はOK出しても、州法で同性婚を禁止している州が、50州のうち13州。
ホモフォビアと呼ばれるLGBTを嫌悪する人も少なからずいて、常にヘイトクライムが問題になっています。

それでも前に進もうとするのがアメリカという国でもあります。
今年のパレードは今度の日曜日、ただし、テロを受けて 警備が厳しくなるかもしれませんが、フロリダの犠牲者を追悼する熱いパレードになりそうです。

Pride Week Official Website
https://www.nycpride.org

JFN Day By Day オフィシャルサイト
http://www.jfn.jp/RadioShows/day

[TV/Video]2016TONY賞スペシャル:アメリカ人種社会とブロードウェー / 2016 Tony Awards: Broadway Embraces Diversity?

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アメリカでは2042年までに白人は過半数を割りマイノリティとなる見込みです。その最大の理由は流入を続ける移民。アメリカ大統領選の行方をも左右する非常に大きな動きです。
一方エンタメの世界では多様な社会を反映する、人種民族的に多様な作品が期待される中、今年のアカデミー賞では「オスカーは白すぎる」という論争が巻き起こりました。ではブロードウェーはその課題にどう答えているのでしょうか? その台風の目は、史上最高16部門にノミネートされて現象となっているミュージカル「ハミルトン」、建国の父の物語でありながら、キャストのほとんどを有色人種が占めている異色の作品です。トニー賞を前に、演劇専門誌「アメリカン・シアター」の編集者でニューヨークタイムスなどにも寄稿している、アジア系アメリカ人ジャーナリスト、ディープ・トランに聞きました。

[Radio]ブラボー!宮嶋みぎわさん&New York Japanese Women Jazz Composers!!

(c)LANDTV

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JFN DAY BY DAYの電話レポートの原稿です、聞けなかった方是非読んでみてください。今日のキーワードは「NYジャパニーズ・グローカル」

グラミー賞に2度ノミネートされた日本人女性がプロデュースするジャズイベント

ニューヨークではさぞや女性がパワフルなんだろうなーと想像されてます? まさにその通りなんですが・・・

ジャズの世界では? まだまだ男性が主導。

ところが先日行ったイベントは、
作曲家でビッグバンドリーダー4人が 登場。
そして、全員若い日本人女性

しかもその全員が、ジャズのビッグバンド界では著名な賞をとったり、
ノミネートされている、これから期待の実力派ばかり!

中でも中心メンバーの宮嶋みぎわさん
ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ(元サド・ジョーンズ=メル・ルイス・オーケストラ)という、アメリカでもトップのビッグバンドの、アルバムの副プロデューサーでもあります。

そしてヴァンガード・ジャズ・オーケストラと共に、
グラミー賞に2回もノミネートされているんです!

彼女たちのイベントのタイトルはそのものスバリ!
New York Japanese Women Jazz Composers!!

 会場はブルックリンのライブハウス「Shapeshifter Lab」倉庫風のかっこいいスペース。

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 みぎわさんはじめ、4人が自分たちの曲を持ち回りで指揮するんですが、
ビッグバンドのメンバーがまたすごいです!
全員ニューヨークで大活躍している若手アメリカ人ミュージシャン。
(ヴァンガードオーケストラのメンバーも)そして全員男性

これがですね、日本人の女性バンドリーダーが、アメリカ人の男たちを指揮している姿は
もうかっこいいの一言に尽きる!

その音楽がこれまた素晴らしい、
全員トッププレイヤーなので、かなり難しい譜面をほとんどリハなしでも、
楽しそうにバリバリ演奏!
その楽しさと緊張感が一緒に伝わってきて、音楽好きにはたまらない!

しかもこのイベント、ジャズにあまり馴染みがない人でも楽しめる仕掛けがされているんです。

まず、ビッグバンドの演奏にいきなりダンサーが登場!
かなり意外な展開だけど、これがエモーショナルな演奏にマッチして、かなり面白い。

(c)LANDTV

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かと思うと、突然音楽と生花のコラボ。。
この池坊の師範は日本語が一言も話せないアジア系アメリカ人女性。

そして休憩時間には、酒マスターによる日本酒バーがオープン!

これは、必ずこうしたジャパンの要素を加えて、日米の交流に役立てようという
意図があるんですね。

会場の7割以上を占めたアメリカ人のお客さん、めちゃめちゃ楽しんでいました。
特に日本酒に長い列!

アメリカでは以前もお伝えした通り「Diversity(人種や性別などの多様性)」が
ますます注目されているので、彼らの活動これからが本当に楽しみですね!

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ニューヨークで活躍する日本人女性ビッグバンドリーダーというと、秋吉敏子さんを連想しますが・・・そんなにたくさん若手の女性ビッグバンドリーダーがいるなんてびっくり!

実は彼ら全部で5人いて、ニューヨークで最も権威のあるビッグバンドのワークショップで、偶然出会ったのがきっかけで、一緒にやろう!ということになったそう。

・・・ なぜ女性ばかりが5人なのか、自分たちでも???とか。

一つ考えられるとしたら「ビッグバンドリーダーって大変。譜面書きからマネージメントまでかなり緻密な作業が要求される、女性はそういうのが得意なのかも?」ということでした!

この日のレポート終わりでプレイしたのは・・・
宮嶋みぎわさん作曲、指揮による「Drops into the sky」       」を
特別にこの日収録した音源をお借りして、ライブ感いっぱいでお届けしました!

JFN DAY BY DAYのオフィシャルサイト

 

NYJWJC:New York Japanese Women Jazz Composers
Founders
垣谷明日香(Kakitani Asuka, music director)、宮嶋みぎわ (producer)、大城奈緒美(Oshiro Naomi, director)

日曜日に参加した作曲家の名前(あいうえお順)
植田典子(ベーシスト作曲家)BMIチャーリー・パーカーアワード優勝者
垣谷明日香(作曲家)BMIチャーリー・パーカーアワード優勝者
宮嶋みぎわ(ピアニスト・作曲家)グラミーノミニー・BMIチャーリー・パーカーアワード・ファイナリスト
メグ・オークラ(ヴァイオリン奏者・作曲家)グラミーノミニー
その他日曜日参加したのは・・・
・18人編成の「SAKURAジャズ・オーケストラ」(このプロジェクトのために編成)
・ダンス:AKDance 代表亀井彩花
・生花:池坊流師範ポーラ・タム
・日本酒:酒マスター木下かずひろ
・専属デザイナー:吉田紗知子
(c)Kengo Osaka

(c)Kengo Osaka

宮嶋みぎわさんのウェブサイト
http://www.miggymigiwa.net/

 

 

 

[Radio]年収1千万円でも住めない?ニューヨークの仰天住宅事情

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最近の調査によれば、ニューヨーカーの7割近い人が、ここ2年以内に今の場所に住めなくなるという不安を抱えて生きています。年収一千万円以上の人でさえ5割以上が同じ不安を持っているんです。

それは、給料が上がらないのに家賃が異常な値上がりを続けているから。

例えば私が住んでいるマンハッタンの黒人コミュニティ、ハーレム地区、引っ越してきた15年前には貧困地区で犯罪も多かった。ところがこの5年で、家賃が1・5倍にはねあがり、今1 BR  = 1LK平均28万円

日本でも人気のブルックリンのウィリアムズバーグは1・7倍の33万円

これでも安い方、ニューヨークのど真ん中、マンハッタンの1LKの平均家賃は?
なんと45万円!(チーン)
この月45万円というのは、ニューヨーカーの平均世帯収入です。

こうなると何が起こるのか?

→まずマンハッタンには住めなくなった人が、周辺部に出て行く。

→そうすると周辺部が再開発されて、安全でおしゃれな街になって家賃が上がる

→前から住んでいた人が住めなくなってもっと周辺部に出ていく

→引っ越してきた人も何年か経つとまた弾き出される。

この繰り返し。

このサイクルは前からあったけど、こんなに急じゃなかったのに、
今は5年とか ひどいと2〜3年で変わっちゃう。

そして、引っ越そうとしてもアパートがない!!
ニューヨーク市内のアパートの空き部屋率3%
マンハッタンに至っては1% 物件全くないと言っていい。

実はニューヨークは建築ブームで、そこら中に高層の住宅ビルがにょきにょきできているがそれでも足りない、理由は?

外から来るお金持ちが高い家賃で住む。
前から住んでいる人より、お金がある人が 優先になっている。

外国人などの投資家が投機の対象として「絶対に値下がりしないニューヨークの不動産」を買うので、アパートが減る。

マンハッタンにアパートを借りられる人も買える人も上位10%以内のお金持ち、(販売価格の平均は2億円) それ以外の9割以上の人は住宅難民化している。

・・・これは結局「格差問題」

一番困っているのは、長く住んでいたお年寄り。何十年生きてきた街に住めなくなる。そしてこれから独立する若者・・・住むところがないから親と住むしかない。

コミュニティも変わってしまう。変化は新しいものが生まれるエネルギーでもある。お金持ちが増えれば、警官の数も増えて安全になる。でも多くの人がその恩恵を受ける前に街を去らなければならない現実・・・

実はニューヨーカーはこの住宅問題が、犯罪よりも経済よりも、何よりも深刻な問題と考えています。

少し前までは、これが資本主義だから仕方ないと思われていました。でもここまでくると、空気や食べ物と同じように、住む場所は人間の基本的人権のはずなのにおかしい!という声が強くなる一方です。

そしてアメリカの大都市はどこも同じ状況。

・・・でこれが以前からお伝えしている大統領選、各党の候補者を選ぶ予備選挙に関わって来るんです。

民主党のフロントランナーのヒラリーを相手取って、
二番手のサンダース候補が前面にあげているのがこうした格差問題です。だからサンダース候補が未だに強い・・・今週もオレゴンでヒラリーに勝って、ケンタッキーではほとんど引き分けました。

それにしてもこの住宅問題、一体どうすれば解決するんでしょう? 名案がある!という方は是非コメントに書き込んでください!

 

[Radio]大統領選を変えるミレニアルズとは? TOKYO FM TIMELINE

 

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今日のTokyo FM TIMELINEで、ミレニアルズと大統領選について話しました。
ベースになっている東洋経済オンラインの記事は以下です。去年12月に掲載されたものですが、もっと詳しく知りたい方もぜひお読みください。(話した内容は近日中にテキストにしてアップしますね)

かつてのアメリカのイメージを覆す巨大な世代グループが、アメリカ人口の4分の1を擁する「ミレニアルズ世代」。18〜35歳のパワフルなグループはアメリカをどう変えているのか?


大統領選は「米国版さとり世代」次第で動く!

なぜ彼らは民主党リベラルを推すのか?

http://toyokeizai.net/articles/-/96598?display=b

 

http://toyokeizai.net/articles/-/96599

 

 

[Radio] 誰も見たことのないヒットミュージカル「ハミルトン」とは!?

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誰も見たことがない・・・なんて大げさな?
でも実際来年1月までソールドアウトしているってことはほとんど誰も見れていない、
セレブでさえ招待してもらえない・・・ダフ屋で買えば5万円から40万円なり。

ライオンキングやWIKIEDを超える空前の大ヒットとなっているその作品とは?
そう、噂のブロードウェー・ミュージカル「ハミルトン」

アレクサンダー・ハミルトンってわかりますか?ジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンなどと並ぶアメリカ建国の父。10ドル紙幣に顔が出ています。

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貧しい生まれから身を起こして天才的な才能を発揮し、最後は決闘で打たれて亡くなるという大変ドラマチックな生涯を送った人です。
それをミュージカルにしたてたわけですが、なんとこれが「ヒップホップミュージカル!」

日本で言えば、大河ドラマをヒップホップでやっているようなものです。

去年の秋にブロードウェーで開幕して以来・・・
脚本はピュリツァー賞受賞
サントラはグラミー受賞、
ミュージカルの最高賞であるトニー賞、先週ノミネートが発表されましたが、
16部門ノミネートの、最多記録を打ち立てました。
最優秀ミュージカル賞は確実 全く敵なしという状況!

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なぜこんなに評価が高いのか?
アメリカ建国の父たち、つまり白人の物語をヒップホップにするというアイデア勝利!
作品としても最高のものになっている。クリエイターで主役のハミルトンを演じる リン・マニュエル・ミランダの天才的な腕前。

そしてもう一つ評価の理由は

本来ならば白人の役を演じているのは全員白人以外、つまり黒人とかヒスパニックなどのマイノリティだということ。

ミランダ自身は、この設定にすることで、ハミルトンが現代にも通じる物語だということを
明確にしたかった、とコメントしていますが・・・

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実はここにアメリカの今を象徴する、大変大きな時代なキーワードが隠されています。

それは・・・Diversity=多様性

アメリカ人は人種民族的にどんどん多様化しています。
例えば去年生まれた赤ちゃんの半分以上は白人以外のマイノリティ(ヒスパニック、黒人、アジア人などなど)
移民も増加していて、たった今のアメリカでは白人以外の人口が4割に迫る勢い、これが2060年には6割を超えて、白人が少数派になる見込みです。

でもそういう実態をハリウッド映画などは反映していないから「アカデミー賞が白すぎる」と批判を受けている。

アメリカの現状をしっかりと受け止め、あらゆる人が平等に楽しめる作品を作るべき!
というのが時代の潮流。

そんな中で、ブロードウェーがあるニューヨークはもともと人種のるつぼだけに、
こっちは先をいってるぞという誇りを持って「ハミルトン」を盛り立てている部分も。
あらゆる意味で歴史を塗り替える革命的な作品です。

そんなハミルトンを見る方法が実はある!

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水曜午後の抽選会に集まった人々

水曜日の午後12時に劇場前に行くと その日の午後公園の最前列21席を
たったの10ドルで見れる抽選会がある。その抽選のキャストが私服のまま路上パフォーマンスしてくれる! 外れても楽しめる。

ニューヨークに行ったらお見逃しなく!!

 

[Radio] ミレニアルズはなぜアナログレコードを買う?エクスペリエンス・エコノミーの時代:JFN recap April 28, 2016

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アナログレコードブームが続いています。

アメリカでは去年売れたアナログレコード 1700万枚で前年のなんと3割増
売り上げ全体のわずか5% でも確実に伸びています。

なぜ売れているのか?

その理由は「レコードストアデー」に行けばわかります。

今日のキーワードは「アナログ・レコードはイベントである」

全米1400店の独立系レコードストアが参加 年に一度のレコードのお祭りです。
実は、2008年にスタート以来、アナログの売り上げが上昇に転じ始めたんです。

今年は4月16日土曜日に開催・・・今年も行ってきました!

今年はブルックリン・ウィリアムズバーグのレコードショップラフトレードへ・・・イギリスのあのインディーレーベルの直営店です!

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いきなりすごい行列! ミレニアルズと呼ばれる20代〜30代前半の若者。
インストアライブもやっているけれど、ライブに並んでいるんじゃない、
レコードストアデーにしか買えない、 限定リリースのバイナルを買うためなんです。

ビッグスターの新譜のアナログ限定版、
ボブ・ディランなどロックの殿堂入りアーティストの復刻版
スペシャル・コンピ、カラーバイナルなど全部で約400種類、
それも世界で2000枚〜5000枚の超限定版!

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それらが集められた特設エリアでは・・・

「デビッド・ボウイーの1966」と「チープトリックのニューアルバム」ください
「ジャスティン・ビーバーのシングルください」
みんなちゃんと調べてきている・・・人気のあるレコードは開店数時間で売り切れ!

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買ってもターンテーブル持ってない人の方がまだ多いから、
持っている人の家に集まってみんなで聞いているそうです。

デジタルネイティブにとって音楽は普通ヘッドフォンで一人できくもの
レコードならみんなで楽しめる、ゆっくりお酒を飲見ながら・・・

さらに、わざわざジャケットから出して、レコードに針を落として・・・
この不便さがいいそうなんです・・・時間の流れが変わるのかな?

ミレニアルズにとって 買いに行くことも聞くことも含め、
アナログレコード自体がイベント感覚。

それを本当にイベントにしたのがレコードストアデーというわけなんです。

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モノではなく、体験が売れる時代と言われています。
EXPERIENCE ECONOMYという言葉も。
アナログレコードは聞くものではなく体験するもの。

しかも1枚でみんなで色々楽しめて安上がり?
若者の就職難が続く時代だからこそのトレンドとも言えそうです。

ところがこのアナログの未来に立ちはだかる壁があります。プレス工場の不足が深刻なのです。
そこで、新たにもっと効率よく、環境に優しいレコードのプレス機械を考案するミレニアルズも出現しています。それはまた次の機会に書きたいと思います。

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シェリーめぐみのNYレポートはJFN の午後ワイドDAY BY DAYで毎週木曜日午後2時すぎにオンエアしています。ネット局などの情報はこちらをご覧ください。

DAY BY DAY公式ウェブサイト

[Video] ブルックリンで行列ができる「レインボーベーグル」って?

インスタグラムなどソーシャルメディアで今大きな話題のレインボーベーグル。
その発信源は、ブルックリン・ウィリアムズバーグのThe Bagel Store。
かと思えば近くのグリーンポイントに出現したのはレインボードーナツ!

written and directed by Megumi Sato-Shelley

THE BAGEL STORE
349 Bedford Ave, Brooklyn, NY 11211
http://www.thebagelstoreonline.com/
https://www.instagram.com/thebagelstore/

MOE’S DOUGHS DONUT SHOP
126 Nassau Ave, Brooklyn, NY 11222
https://www.instagram.com/moesdoughs/

FCIの番組サイトはこちら

[Video] アメリカでもベストセラー:こんまりブームに迫る!

 

片づけコンサルタント、「こんまり」こと近藤麻理恵さんの
「人生がときめく片づけの魔法」が世界中でベストセラーとなり、
アメリカでもつい最近までアマゾンのチャートで1位を独走していました。(現在は5位)
http://www.amazon.com/best-sellers-books-Amazon/zgbs/books

そのかたづけ法「こんまりメソッド」アメリカでのカルト的人気の秘密に迫ったピース。2月16日に放送されました。
written and directed by Megumi Sato-Shelley

お洋服と対話する「こんまりメソッド」やってみると結構ハマリます。

FCIの番組サイトはこちら

東洋経済ONLINE 2016年03月09日 & 13日: もう企業は信じない?米国の若者の「悟り」 アメリカンドリームは「夢のまた夢」

 

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博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの原田曜平さんとのダブルネームで連載中。
アメリカンドリームが失われたと考えているアメリカ版さとり世代たちの真実は!?

かつてのアメリカのイメージを覆す巨大な世代グループが、アメリカ人口の4分の1を擁する「ミレニアルズ世代」。18〜35歳のパワフルなグループはアメリカをどう変えているのか?


もう企業は信じない?米国の若者の「悟り」 アメリカンドリームは「夢のまた夢」 

http://toyokeizai.net/articles/-/107361

パート2

稼ぎより意義重視、変わる若者の「人生観」アメリカンドリームなき今をどう生きる?

http://toyokeizai.net/articles/-/107362