[Radio-Extra]ニューヨークの意外な水害対策「ドライライン」9月はアメリカ防災強化月間:National Preparedness Month ~ “Dryline” project to protect Manhattan

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Ocean Beach – Fire Island

マンハッタンは山手線の内側くらいの面積の「島」それを含むニューヨーク市南半分は大西洋に続く湾に面する長い海岸線。そんなニューヨークが直面しているのは、水害です。

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[Radio] 振り返り&大予想!2020年「スーパーマリオリンピック」にアメリカ人は果たして萌えるか?

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「アメリカはメダルを121個も取るんだから、相当盛り上がるんでしょうね?」とよく聞かれます。盛り上がってないわけではないのですが、日本のように国民が一体となって応援する雰囲気はありません。

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[Blog]アメリカはどちらを選ぶ?未来に賭けるヒラリー対50年代をちらつかせるトランプ・・・移民の視点で見る大統領選

CNN.comの二人の写真ベスト・ショットかも?

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世の中というのは底辺から見る方がよくわかる、ありがたいことに私は有色人種で移民でハーレムという黒人居住区で黒人の家族と暮らしているので、今回の大統領選の構図がそうでない人よりも少しだけよく見えています。長いですが興味がある方は是非お読みください。

今回の大統領選は、アメリカが21世紀の未来を選ぶか、1950年の価値観に戻るのかの、まさに究極の選択だと思っています。

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[TV/Video]2016TONY賞スペシャル:アメリカ人種社会とブロードウェー / 2016 Tony Awards: Broadway Embraces Diversity?

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アメリカでは2042年までに白人は過半数を割りマイノリティとなる見込みです。その最大の理由は流入を続ける移民。アメリカ大統領選の行方をも左右する非常に大きな動きです。
一方エンタメの世界では多様な社会を反映する、人種民族的に多様な作品が期待される中、今年のアカデミー賞では「オスカーは白すぎる」という論争が巻き起こりました。ではブロードウェーはその課題にどう答えているのでしょうか? その台風の目は、史上最高16部門にノミネートされて現象となっているミュージカル「ハミルトン」、建国の父の物語でありながら、キャストのほとんどを有色人種が占めている異色の作品です。トニー賞を前に、演劇専門誌「アメリカン・シアター」の編集者でニューヨークタイムスなどにも寄稿している、アジア系アメリカ人ジャーナリスト、ディープ・トランに聞きました。

[Radio]ブラボー!宮嶋みぎわさん&New York Japanese Women Jazz Composers!!

(c)LANDTV

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JFN DAY BY DAYの電話レポートの原稿です、聞けなかった方是非読んでみてください。今日のキーワードは「NYジャパニーズ・グローカル」

グラミー賞に2度ノミネートされた日本人女性がプロデュースするジャズイベント

ニューヨークではさぞや女性がパワフルなんだろうなーと想像されてます? まさにその通りなんですが・・・

ジャズの世界では? まだまだ男性が主導。

ところが先日行ったイベントは、
作曲家でビッグバンドリーダー4人が 登場。
そして、全員若い日本人女性

しかもその全員が、ジャズのビッグバンド界では著名な賞をとったり、
ノミネートされている、これから期待の実力派ばかり!

中でも中心メンバーの宮嶋みぎわさん
ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ(元サド・ジョーンズ=メル・ルイス・オーケストラ)という、アメリカでもトップのビッグバンドの、アルバムの副プロデューサーでもあります。

そしてヴァンガード・ジャズ・オーケストラと共に、
グラミー賞に2回もノミネートされているんです!

彼女たちのイベントのタイトルはそのものスバリ!
New York Japanese Women Jazz Composers!!

 会場はブルックリンのライブハウス「Shapeshifter Lab」倉庫風のかっこいいスペース。

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 みぎわさんはじめ、4人が自分たちの曲を持ち回りで指揮するんですが、
ビッグバンドのメンバーがまたすごいです!
全員ニューヨークで大活躍している若手アメリカ人ミュージシャン。
(ヴァンガードオーケストラのメンバーも)そして全員男性

これがですね、日本人の女性バンドリーダーが、アメリカ人の男たちを指揮している姿は
もうかっこいいの一言に尽きる!

その音楽がこれまた素晴らしい、
全員トッププレイヤーなので、かなり難しい譜面をほとんどリハなしでも、
楽しそうにバリバリ演奏!
その楽しさと緊張感が一緒に伝わってきて、音楽好きにはたまらない!

しかもこのイベント、ジャズにあまり馴染みがない人でも楽しめる仕掛けがされているんです。

まず、ビッグバンドの演奏にいきなりダンサーが登場!
かなり意外な展開だけど、これがエモーショナルな演奏にマッチして、かなり面白い。

(c)LANDTV

(c)LANDTV

かと思うと、突然音楽と生花のコラボ。。
この池坊の師範は日本語が一言も話せないアジア系アメリカ人女性。

そして休憩時間には、酒マスターによる日本酒バーがオープン!

これは、必ずこうしたジャパンの要素を加えて、日米の交流に役立てようという
意図があるんですね。

会場の7割以上を占めたアメリカ人のお客さん、めちゃめちゃ楽しんでいました。
特に日本酒に長い列!

アメリカでは以前もお伝えした通り「Diversity(人種や性別などの多様性)」が
ますます注目されているので、彼らの活動これからが本当に楽しみですね!

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ニューヨークで活躍する日本人女性ビッグバンドリーダーというと、秋吉敏子さんを連想しますが・・・そんなにたくさん若手の女性ビッグバンドリーダーがいるなんてびっくり!

実は彼ら全部で5人いて、ニューヨークで最も権威のあるビッグバンドのワークショップで、偶然出会ったのがきっかけで、一緒にやろう!ということになったそう。

・・・ なぜ女性ばかりが5人なのか、自分たちでも???とか。

一つ考えられるとしたら「ビッグバンドリーダーって大変。譜面書きからマネージメントまでかなり緻密な作業が要求される、女性はそういうのが得意なのかも?」ということでした!

この日のレポート終わりでプレイしたのは・・・
宮嶋みぎわさん作曲、指揮による「Drops into the sky」       」を
特別にこの日収録した音源をお借りして、ライブ感いっぱいでお届けしました!

JFN DAY BY DAYのオフィシャルサイト

 

NYJWJC:New York Japanese Women Jazz Composers
Founders
垣谷明日香(Kakitani Asuka, music director)、宮嶋みぎわ (producer)、大城奈緒美(Oshiro Naomi, director)

日曜日に参加した作曲家の名前(あいうえお順)
植田典子(ベーシスト作曲家)BMIチャーリー・パーカーアワード優勝者
垣谷明日香(作曲家)BMIチャーリー・パーカーアワード優勝者
宮嶋みぎわ(ピアニスト・作曲家)グラミーノミニー・BMIチャーリー・パーカーアワード・ファイナリスト
メグ・オークラ(ヴァイオリン奏者・作曲家)グラミーノミニー
その他日曜日参加したのは・・・
・18人編成の「SAKURAジャズ・オーケストラ」(このプロジェクトのために編成)
・ダンス:AKDance 代表亀井彩花
・生花:池坊流師範ポーラ・タム
・日本酒:酒マスター木下かずひろ
・専属デザイナー:吉田紗知子
(c)Kengo Osaka

(c)Kengo Osaka

宮嶋みぎわさんのウェブサイト
http://www.miggymigiwa.net/

 

 

 

「月刊美楽7月号」(追悼)B.B. Kingの月が出る

B.B.Kingは星ではない、唯一無二でありながら、いつも私たちのそばにいる「月」である
〜ルーファス・トーマス

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古庄幸一、いしいしんじ、野村克也、 戸張捷、上田正樹、など各界からのユニークな執筆陣による最新コラムをぜひお読みください。空港ラウンジ、総合病院、スポーツジム等で配布されている他、ネットでも読めます。
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